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社長洋行記・続社長洋行記
監督 杉江敏男
制作 藤本真澄
脚本 笠原良三
作品時間 88分/90分

会社名 桜堂製薬
業種 製薬
社長名 本田英之助
ロケ地 香港

【配役】    
本田英之助 ................  森繁久彌
同滝子 ................  久慈あさみ
同めぐみ ................  中真千子
南明 ................  小林桂樹
同てつ ................  英百合子
東海林平左衛門 ................  加東大介
同平一 ................  西条康彦
同平二 ................  小沢直好
中山善吉 ................  三木のり平
三条河原修司 ................  江原達怡
松野敬子 ................  藤山陽子
早坂悦子 ................  新珠三千代
松原あぐり ................  草笛光子
坂田 ................  フランキー堺
柳秀敏 ................  尤敏
同宗之 ................  洪洋
加藤 ................  東野英治郎
五島 ................  伊藤久哉
東海林家の婆や ................  一万慈鶴恵
田中澄子 ................  河美智子
同きち ................  紅美恵子
女事務員A ................  丘照美
女中A ................  毛利幸子
女中B ................  内山みどり
板前 ................  桜井巨郎
結婚式場の写真師 ................  宮田洋容
板前 ................  桜井巨郎
宗社長 ................  斎藤達雄
すし屋のおやじ ................  沢村いき雄
椿家社長 ................  河津清三郎
同秘書 ................  緒方燐作
タイガー公司重役 ................  松本染升
香港人ダンサーA ................  塩沢とき
香港人ダンサーB ................  園田あゆみ
香港人ダンサーC ................  向井正江
香港人ダンサーD ................  清水由記
香港亭の客A ................  大友伸
香港亭の客B ................  立原博
秀敏の婚約者 ................  三船敏郎


【あらすじ】ネタばれあり

●社長洋行記
サクランパスという貼り薬で知られる桜堂製薬は、このところ香港を中心とする東南アジア市場でライバル会社、椿バスターに押されぎみだった。これは由々しき問題と社長の本田英之助は原因究明にのりだした。東海林営業部長の話では、国外販売は加藤清商事に任せっきりだという。それなら加藤社長に直接談判をと、ゴルフコンペを企画するが、その当日の朝、娘のめぐみが朝帰りをし、恋人連れてきた。大騒ぎの英之助はその日のゴルフコンペをキャンセルし、後日、英之助はマダム悦子のいる香港亭へ加藤社長を招待した。だが相手は、自社での取引比率が極めて小さく、「たかがアンマ膏」と頭から相手にしない。業を煮やした英之助は、それなら自らの手で国外に売り出そうと、香港への洋行を決意した。
随行員は秘書課長の南と営業課長の中山に決定。初めての洋行に有頂天の中山は、お手盛の送別会を準備する図々しさ。こんな中山をさすがに英之助ももてあましていたが、そんな時、東海林の恋人あぐりの義兄が、香港の商事会社にいることが分かり、急遽中山の代わりに東海林が随行員となった。
めぐみの結婚式を済ませ、翌日あわただしく香港出発となり、飛行機に乗り込んだ英之助たちは、そこで香港亭のマダム悦子にばったり会った。彼女は香港に出している店、東京亭へ行くところだった。
香港で、街を歩いていた南は、大学の後輩柳宗之に出会った。柳は妹の秀敏と共に香港を案内してくれたが、南は彼女の美しさに心もそぞろだった。一方、悦子を訪ねて道に迷った英之助は、今南と別れたばかりの秀敏に親切に案内され、そのしなやかな柳腰に見とれるばかり。東海林までが、マーケットでみやげを買うのに言葉が通じず困っているところを、通りがかりの秀敏に助けられた。
その日の夜、英之助が悦子と食事をしているところに、偶然同じ店にやってきた南と柳宗之が合流。調子に乗って、蛇料理を食べ過ぎた英之助はその夜、奇病を発し、のたうって苦しんだ。明日から売り込みだというのに、肝心の社長は、逃げ出すように香港を立ち去っていった。

●続社長洋行記
貼り薬“サクランパス”の海外進出のため香港に乗り込んだ桜堂製薬の一行は、英之助が奇病のため日本に引きあげ、東海林営業部長と南秘書課長が現地に残された。二人は、食事代も節約して奮闘するも、仕事は一向に進まない。業を煮やした英之助は、妻や娘に年寄り扱いされる腹いせもあって、再び香港にやってきた。
前に一度浮気しそこなった香港亭のマダム悦子とナイトクラブへ行った英之助は、そこで図らずも東海林と南とハチ合せ。東海林はタカリ専門のインチキ日本人坂田にひっかかって、ある商事会社を口説き落とそうと大わらわであり、南は大学の後輩の柳とその妹で一流商社の社長秘書をつとめる秀敏と共に、柳の誕生祝いでここへ来ていた。おかげで英之助はマダムとつき合うわけに行かず、マダムは怒って帰ってしまう。頼みの坂田がタカリ屋と分かって、浮気も仕事もお手上げだ。ところが、秀敏の機転でサクランパスは彼女の働く美麗公司と契約をするチャンスがきた。宗社長は東京で調査の上、正式に代理店契約を結ぶという。
喜び勇んで三人が帰国すると、意外にも彼らが香港芸者と浮気したというデマがとんでいた。そのため英之助は妻の滝子から、東海林は飲み屋のあぐりから、南は相愛の敬子からやっつけられた。調べてみると、香港へ行きそこなった中山課長の仕業らしい。
さて、美麓公司から桜堂製薬の実績と経営状態調査に派遣されてきたのは秀敏で、宗社長も続いて来日。無事契約の締結も済み、両社の提携記念パーティーが椿山荘で催された。南は、今日こそ秀敏にプロポーズをと思っていたが、彼の前にあらわれた秀敏は、アメリカから香港へ帰る途中の婚約者を連れていた。
桜堂製薬は美麓公司との契約により香港に支店を設け、中山が支店長として赴任して早や三ヶ月。東海林があぐりと再婚することを決め、英之助に媒酌人を頼んできた。一方、南は近々会社を辞めて見合いをすると言う敬子に翻意するように説得するのであった。

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