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社長千一夜・続社長千一夜
監督 松林宗恵
製作 藤本真澄
脚本 笠原良三
収録時間 93分/92分
「続社長千一夜」はDVD未販売(2007.9現在)

会社名 庄司観光
業種 観光業
社長名 庄司啓太郎
ロケ地 東京、別府、熊本、島原、大阪、富士


【配役】    
庄司啓太郎 ................  森繁久彌
同邦子 ................  久慈あさみ
木村信吉 ................  小林桂樹
同澄江 ................  司葉子
同松子 ................  英百合子
小川次郎 ................  黒沢年男
ペケロ・ドス・荒木 ................  フランキー堺
金井鉄之介 ................  加東大介
同ふく ................  東郷晴子
飛田弁造 ................  三木のり平
鈴子 ................  新珠三千代
はる美 ................  藤あきみ
大野由紀子 ................  原恵子
吉田 ................  大友伸
会社幹部A ................  土屋詩朗
会社幹部B ................  手塚勝巳
ホステス ................  田辺和佳子
女中A ................  佐渡絹代
女中B ................  杉浦千恵


【あらすじ】ネタばれあり

●社長千一夜
今や万国博を目の前にして、上潮ムードいっぱいの庄司観光会社は、目下社長の庄司啓太郎を中心に猛ハッスル中。東京オリンピックでガッチリ儲け、次なる万国博では、観光客誘致事業の手始めとして、木村開発部長を現地調査につかわし、天草五橋を軸とした九州観光ルート新開発の検討に着手した。
そして空席になっていた社長秘書の後任に小川が決まり、木村が先輩として小川に社長秘書の心得を指導した。そこで、木村は小川を人情の機微を分かっていない、と叱責した。
翌日、大阪の飛田支配人が社長室に飛びこんできた。大阪のホテルに宿泊している、南米の大富豪の三世、ペケロ・ドス・荒木が、天草に超近代的なホテル建設の為に来日したと。早速、啓太郎は大阪にペケロを訪ねるが、肝心のペケロの行方がつかめない。啓太郎は仕方なく、馴染みのクラブ「あかぷるこ」に飲みに出掛けたら、そこに飛田と小川が合流し、偶然その店でペケロを発見した。翌日からペケロを担ぎ出し、ホテル建設候補地への庄司観光の現地視察旅行と相成った。
南米男特有の雰囲気をムンムンさせるペケロは途中、別府で芸者はるみに一目惚れ。その晩行われた宴会の席でペケロは、はるみに盛んにアプローチ。一方、「あかぷるこ」のマダム鈴子が啓太郎を別府に追いかけて来た。
一行は別府で一泊後、飛田は前日に急用で大阪に帰り、この日は啓太郎と小川、ペケロにはるみと鈴子が加わり、熊本を経て、ホテル建設候補地の天草に到着した。その晩の宿泊は島原だった。そこでペケロは。はるみにプロポーズした。
そのうちにペケロの身元に関して、疑問の声が出る始末。そんな折、ペケロがはるみとともに突然ホテルから姿を消してしまい、ホテル建設計画も、もはやこれまでと、皆であきらめて東京に戻ったところへ、はるみと結婚式を挙げたペケロがブラジル銀行の信用状を持って、翌日に仮契約のために啓太郎らを訪ねて来る連絡をしてきた。

●続社長千一夜
九州天草にペケロの資本によるホテル・パーランドの建設が決まった庄司観光の社長啓太郎は、金井常務、木村開発部長、飛田営業部長らを集めてオフシーズンの外国人誘致対策をあれこれ練っていた。そんな時、ペケロが「日本の象徴の富士山麓にもう一つホテルを建てては?」と、元芸者の妻はるみを連れてやって来た。このときペケロはブラジル産の精力剤ガラナのエキスを土産として啓太郎と小川に持ってきた。社長宅は、このガラナエキスの効果で妻邦子の欲求不満もおさまり、無事円満に落ち着くかに見えたが、ひょんなことから啓太郎が、観光事業五社社長会の宴席で面識のある芸者和歌代と再会したことで、浮気の虫が騒ぎ出した。
啓太郎は和歌代からランチタイムに旅館に呼び出され、これからという時、秘書の小川から、はるみが失踪し、ペケロ氏が大変だという電話がかかり、楽しみはオジャン。探し廻った結果、はるみは大阪の鈴子のバーにいると分かり、啓太郎が駈けつけたが、彼女はもうそこにはいなかった。はるみは鈴子に、ブラジルのペケロの親類に芸者であったからと、何かといじめられるとコボしていたという。やがてはるみが東京の和歌代の所から芸者に出ていることが分かったが、ペケロは気が気ではない。そこで営業部長の飛田が「ペケロ夫人が芸者にカムバックしたいなら、いっそのこと、新ホテルに一流の芸者ガールを集め、彼女らの指導をしながら経営に当ってもらおう」との名案を提出。はるみもこれには納得し、ペケロと仲直りをした。
啓太郎は今度こそ仕事という大義名分の下、和歌代たちを冨士高原ホテルに案内した。しかし啓太郎の動きを怪しんだ妻の邦子がホテルに先回りして啓太郎を待っていた。翌朝、啓太郎らがペケロと新たなホテルについて話をしようとしたところ、自衛隊の軍事演習の砲撃音が鳴り響き、驚いたペケロは新ホテル建設の意向を撤回し、退散した。

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