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社長忍法帖・続社長忍法帖
監督 松林宗恵
製作 藤本真澄
脚本 笠原良三
収録時間 94分/91分
「続社長忍法帖」はDVD未販売(2005.4現在)

会社名 岩戸建設
業種 建設業
社長名 岩戸久太郎
ロケ地 東京、熱海、札幌、大阪、京都


【配役】    
岩戸久太郎 ................  森繁久彌
同登美代 ................  久慈あさみ
石川隆 ................  小林桂樹
同京子 ................  司葉子
同まつ ................  英百合子
富樫忠造 ................  加東大介
間々田弁次郎 ................  三木のり平
毛馬内強 ................  フランキー堺
鈴千代 ................  池内淳子
澄江 ................  新珠三千代
百合子 ................  団令子
平山厚子 ................  中真千子
同文男 ................  堺左千夫
その息子 ................  溝江千里
武田 ................  東野英治郎
同夫人 ................  一の宮あつ子
料亭の女中 ................  佐渡絹代
作業員 ................  勝部義夫
ホテルのボーイ ................  井上大助
空港の作業員 ................  岡豊
岩戸邸の女中 ................  浦山珠美
大松 ................  坪内美詠子


【あらすじ】ネタばれあり

●社長忍法帖
岩戸久太郎を社長とする岩戸建設は業界Aクラス突入を目指して信義誠実をモットーに躍進していた。中でも技術部長の石川は社長から絶大な信頼を得て、北海道の真駒団地建設を一任されていた。
そんなとき、北海道出張所主任の毛馬内がニュースを持って東京に現れた。天下の万才生命が札幌にビルを建てるというのだ。万才生命はライバル東西組の得意先だ。折も折、富樫常務が担当していた城南大学体育館の工事が、東西組の悪質な裏切りで獲得困難となった。久太郎は東西組との社長同士のトップ会談で調整をと思い、一席設けて先方を待つが、先方は急用を理由に現れない。こうなっては、岩戸建設も後へは退けない。報復手段として万才生命のビル建設商談獲得を目指すことになった。
早速、万才生命の武田社長が独身主義(と映画の中の会話でそう言っているが、後半、武田社長の奥さんが出てくる)で有名な女好きと分かると、「くノ一忍法」で、久太郎は久太郎が懇意にしている芸者鈴千代から、鈴千代の師匠で武田寵愛の大松姉さんを経由して、武田と昼食を共にすることができた。ところがこの作戦も、北海道の団地工事が遅れているのがバレて上手くいかない。それでもとりあえず、岩戸建設を選定先候補の1つに加えてもらうことができた。
急拠石川が団地工事遅延挽回のため、北海道へ発った。そんなとき武田社長が北海道の別宅を訪れた。これを知った久太郎と富樫は今がチャンスと北海道に武田を追いかけた。しかし武田は風邪で寝込んで面会できず。しかたなく東京に帰った久太郎に今度は芸者の鈴千代がお色気攻勢。浮気のために北海道出張を理由に家を出、東京で密会を企てた久太郎だが、妻の登代美が急用で北海道へ来るという。久太郎は大あわてで北海道へ。ここで折よく武田に会い、夫婦そろって誠意の売り込み。団地工事も石川の大車輪の活躍で完成した。この熱意が武田に認められ、万才生命ビルの工事は岩戸建設が獲得した。

●続社長忍法帖
見事北海道万生会館建設の受注に成功した岩戸建設は、その功績により北海道出張所主任毛馬内を本社の営業課長に抜てきした。札幌の大仕事を終えたばかりの技術部長石川も、妻京子にベビー誕生で大忙し。そんな時、北海道のバー・まりものマダム澄江が上京し、「安い店を作ってくれ」と久太郎に談判した。泣き落された久太郎は、石川に設計図を頼むが、ベビー誕生で仕事より家庭を重んじるようになった石川は、つれない返事。久太郎は仕方なしに徹夜で大奮闘。見かねた妻登代美は、訳を知り石川の妻京子に注意した。このため石川は家庭をしめ出され、今度は仕事に猛ハッスル。
一方、富樫常務と忍法かぶれの間々田総務部長は、建設費5,200万円のこげつきの催促で甲賀商事社長を追跡中。久太郎も京都へ急行し、富樫と間々田に合流。富樫と間々田が忍法の秘術を尽くして、甲賀をやっと捕え、社長同士の会談が始まった。その結果甲賀は、京都に建てるホテルの建設をあっ旋するから自分の分の支払いを三カ月間待ってくれと言うのだ。
ただちに石川が、京都にとんだ。ところが、石川がホテルの設計士丹波の設計思想と態度が原因で丹波と大喧嘩を始めてしまった。久太郎は芸者玉菊との都おどりの約束のために滞在していた京都でこのことを知らされ、さっそく丹波のところへ謝りに出掛けたが、丹波のあまりの無礼さに遂に久太郎大声一喝。これでホテルの仕事を失った。責任を感じた石川は辞表を出し、会社に出てこなくなった。
そんなとき、4年前に岩戸建設が建てた関西デパートが火災を起こした。岩戸建設は、石川以下の献身的な努力で、大売出しの前日に約1ヶ月で復旧作業を完成させた。一方、京都でのホテル建設も施主が丹波の評判が良くないことを聞きつけ、設計士を差し替え、設計から施工までが岩戸建設に一任されることになった。

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